三原勇希 × 田中宗一郎 POP LIFE: The Podcast

映画『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)

#239 『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』を読む Guests:さやわか、木津毅』

#240 改めて全スパイダーマン映画を読む Guests:宇野維正、佐藤栄太郎(indigo la end)』

#241 映画『ノー・ウェイ・ホーム』と、これから Guests:宇野維正、佐藤栄太郎(indigo la end)』

Listen to this episode from 三原勇希 × 田中宗一郎 POP LIFE: The Podcast on Spotify. 昨年2021年に北米で公開され、前代未聞の爆発的な興行成績を残した映画『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』（https://bit.ly/3uBfduJ ）。そして、今後も「スパイダーマン」というキャラクターを媒介にして、ディズニー主導のMCU作品と、ソニー・ピクチャーズ主導のSSU（ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース）作品は、互いに物語の行方を共有しながらいくつもの作品を製作し公開することが決まっています。いやあ、実際、とんでもないことになってきましたね。有史以来、こんな大規模な「作品」って存在したんでしょうか？　ははは。と考えると、このタイミングで改めて「MCU映画とは何なのか？」について考えることも無益ではないと思い立ったホスト田中は、映画『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』を中心にした４連続エピソードを企画致しました。諸々の喧騒とは少し離れたタイミングで。本日配信される２エピソードに関しては敢えてこれまで「MCU回」には登壇していただくことのなかったお二方――ある時期からMCU映画を熱烈に追いかけている、ポップ・カルチャー全般を読み解く批評家さやわかと、ある意味MCU映画からは適切な距離をもって接してきた音楽・映画ジャーナリストの木津毅をお迎えしてお送りします。次週配信分の２エピソードではお馴染み「MCU回アベンジャー」のお二人をお迎えてしてお送りする予定なのでご心配なく。そんなこんなで今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――時代が違うとは言えど、日本で『エンドゲーム』より何倍もヒットしたアメコミ原作映画はサム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズ三作品？　東映が特撮ヒーローものとして作っていたTVシリーズ版『スパイダーマン』が存在する？　さやわかがMCUにハマったきっかけは『アイアンマン3』（https://bit.ly/3K68Szm ）？　巨大エンタテイメントのMCU映画が常に社会的イシューを取り込んでいるのはアメリカ文化の底力？　MCU映画は映画ではない？　MCU映画はハイコンテクストになり過ぎている？　インフィニティ・サーガまではもっと上手くやっていた？　それはアメコミがハイコンテクストになり過ぎた反省があったから？　MCU映画とBTS（https://spoti.fi/3no9DrM ）は似ている？　どちらも映画や音楽家という従来の定義とは違う新しいカルチャー？　映画はスクリーンの中で起こってことが全てだが、MCU映画はその外側で起きていることも含めて楽しむもの？　MCU映画は連載漫画のようなもの？　かつて日本のキャラクター文化が担っていた役割を今はMCUが担っている？　映像作品が社会的イシューを積極的に盛り込むようになったのは『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』（https://bit.ly/3ClAkp2 ）がひとつのきっかけ？　『ダークナイト』（https://bit.ly/2HoTCBU ）と同じ年に作られた『アイアンマン』（https://bit.ly/3okLhBX ）は『ダークナイト』より娯楽性が高く、かつ的確に社会的イシューを取り入れていた？　ディズニー・プラス以降のMCUのTVシリーズで一番面白かったのは『ホークアイ』（https://bit.ly/3oX8M3j ）？　エンタテイメント性と社会的イシューの取り込み方のバランスがもっとも取れていたMCU映画は『ウィンター・ソルジャー』（https://bit.ly/3jsdvpE ）と『シビル・ウォー』（https://bit.ly/3g7Vyxl ）？　近年のMCU作品が過剰に社会的イシューを取り込んでいるのは時代の要請でもある？　むしろ巨大エンタテイメントになったMCUこそが社会的イシューを積極的に取り込んで発信していくべき？　スーパーマンは核兵器のメタファー？　テロの時代になった現代にスーパーマンは上手く扱えない？――以下は参考資料です。ジョン・ワッツ2019年映画『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』（https://bit.ly/2MBWRsM ）、同じく2017年映画『スパイダーマン：ホームカミング』（https://bit.ly/3cOzKph ）、サム・ライミ2002年映画『スパイダーマン』（https://bit.ly/3K9G6xE ）同じく2004年映画『スパイダーマン2』（https://bit.ly/3qm0PXe ）、同じく2007年映画『スパイダーマン3』（https://bit.ly/3nmtFVs ）、東映版『スパイダーマン』（https://bit.ly/3FnReDL ）、ルッソ兄弟2019年映画『アベンジャーズ／エンドゲーム』（https://bit.ly/2HMpYGX ）、ジェームズ・マンゴールド2017年映画『ローガン』（https://bit.ly/3wSNkjF ）、クロエ・ジャオ2020年映画『ノマドランド』（https://bit.ly/3u68lEK ）、同じく2021年映画『エターナルズ』（https://bit.ly/3gJ2lyp ）、クエンティン・タランティーノ（https://bit.ly/35kDPgh ）、スティーヴン・スピルバーグ1971年映画『激突！』（https://bit.ly/3F3ktfw ）、『ワンダヴィジョン』（https://bit.ly/2OcPqZf ）、『ファルコン＆ウィンター・ソルジャー』（https://bit.ly/39yFRLZ ）、『セックス・エデュケーション』（https://bit.ly/3jCM3pv ）。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

#238 MCU映画を改めて読み直してみよう Guests: さやわか、木津毅

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